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女子WEBエンジニアのTechメモ

都内の某企業でマーケッターやってます。営業→WEBエンジニア・オフショア開発チーム駐在→マーケッター(SEO)ちょっと便利だなと思ったことをメモしています。

【Welq事件】低品質のまとめ記事がマーケターの首を絞める

マーケティング つぶやき

最近、「ググっても知りたいものが出てこない」という現象によく会う気がします。

ちょっと前まではGoogle先生に聞けば何でも解決したのに、なんかおかしいな〜という状態。

検索者のニーズと、記事のアンサーがずれている

例えば最近検索したのは

「25歳 ファンデーション」
「パウダーファンデーション 塗り方」
「25歳 メイク」

ていう言葉ですね。

私自身メイクが得意ではないし、普段化粧をする方でもないのでちゃんとしたメイク方法を知りたいなあというのもあって、こういう言葉を探していました。(週5スッピン)

でも、この検索で実際に出てきた記事は、
「厚塗り感はNG」
「保湿が重要」

だとか、ありきたりな言葉ばっかり。

私が知りたいのはそういうことではないっ!!



例えば。
「25歳 ファンデーション」で調べているときは、

  • 25歳からはパウダーファンデがいいのか、それともリキッドファンデがいいのか?
  • 今のリキッドファンデが浮いてしまうのは、年齢との相性が悪いのか、その商品があっていないか?
  • 25歳に一番おすすめのファンデーションのカテゴリは何なのか?
  • そのカテゴリのおすすめファンデーションはなんなのか?

ということなんですよね。



「パウダーファンデーション 塗り方」だったら、

  • パウダーファンデーションの前には下地が必要なのか?
  • 必要ならどんな下地がいいのか?

というの具体的なブランド、商品名で知りたい。

そんでもって、具体的にAmazonアソシエイトのリンクでも貼ってあれば、アフィリでも何でもいいから万々歳で購入したいわけです。

↓こんな感じに。

とりあえずマキアージュとか買ってみようかな〜。でも椎名林檎のコフレドールも気になる(´・ω・`)

なぜ「的を射ていない記事」が上位に表示されるのか

余談ですがWEB系でない会社の人が意外と知らないこと。
「Googleとかで検索したときの、検索結果が表示されているページの表示順は、人気順ではない」んです。
Googleの好みに沿うように作られた記事が、上位に表示されるようになっています。




では、なんで必要な答えが書かれていない記事が上位に表示されているのか?

Googleがそれを良しとしているから、というわけですが、このGoogleの評価方法を悪とするのは少し違うかな、と思っています。

というのも、Googleはすでに「コンテンツの質を重視する」ということを明言しています。

コンテンツは、検索エンジンで上位に掲載されるためではなく、優れたユーザー エクスペリエンスの提供に主眼を置いて作成してください。

引用元:1.4 質の高いコンテンツを作成する - Search Console ヘルプ

なので、実質の評価軸は定まっているけど、インターネット上の情報が多すぎて、今回のような状況には精緻に判断しきれなかった(他の評価軸によって、質の高くない記事が高品質と評価されてしまっていた)ということだと思っています。本当のところは中の人でないのでわかりませんが。

「不適切なWEBサイトが上位表示される」ことは日常茶飯事

最近だと、DeNAさんの「WELQ」というヘルスケア系メディアが発信している記事が批判されています。

「死にたい」などセンシティブな検索語に対して、医療関係者の校閲のない「適当な」記事を並べ、最終的にアフィリエイト商品のリンクが貼ってある。という批判がされています。


ちなみにこういった手法は、いろんなキュレーションサイトで見かけます。

なぜWELQだけが槍玉に?と正直思いました。サイトを見てみましたが、たくさんの検索語に対策してあったり、1つ1つの記事が量的にも、SEO的にもきちんと作り込まれていて、運営さんもライターさんも大変だっただろうなあ・・・(´・ω・`)

結果的にWELQは医療関係者による検閲を設けるようになり、信頼性のコンテンツを作成していくとの発表がされていたので良かったなあとは思っています。
【お知らせ】「専門家による記事確認」および「記事内容に関する通報フォームの設置」について|WELQ [ウェルク]

質の低い記事が上位表示されることで起こる問題

「知りたいことを教えてくれない記事」「不適切な情報が書いてある記事」は、様々な悪影響があります。

真っ先に思いつくのは、誤情報によるトラブルです。

自然災害のときにTwitterのデマ情報で間違った行動をとる人が増えたり、
間違ったヘルスケア情報に従ったばかりに健康被害にあったり。

もちろんあってはならないことです。
こんなトラブルを起こさないためにも、コンテンツを制作する人は高い倫理観をもっておくことが必要だと思います。

というとかなり偽善者っぽく聞こえますが、マーケッターの個人的な利益を守るという意味でも、適切で質の高いコンテンツを作り出すということは重要だと考えています。

低品質のコンテンツがマーケッターの首を絞める

低品質のコンテンツが広まることで、(表沙汰のニュースにはならないけど)マーケッターとして危惧していることがあります。
それは、「Google検索離れ」が急速に進むこと。


現に今、グルメ情報や美容情報、リアルタイム情報をInstagramTwitterで検索する若者が増えてきています。
個人的な感想ですが、特に化粧品やメイクについては、Googleで検索するよりずっと、速く・欲しい情報にたどり着けることが多いです。

そんなケースがもっと増えてきたら、もうGoogleやYahooで検索する意味なくなっちゃいますよね。
そうやって、検索エンジンでの検索から離れていく人が増えていきます。


そうなると、SEO1本でごはんを食べていくのが厳しくなります。
新しい流れにキャッチアップして、その時に適したマーケティングができればいいけど、コワイナー。゚(゚^ω^゚)゚。

もちろん、WEB業界の移り変わりは速いし、こんなことがなくても「検索離れ」が進む可能性はかなりあります。


でも、できるなら今勉強している自分の土俵で相撲をとりたい。

目先の利益欲しさに低品質のコンテンツ作るのダメ、絶対。


自分たちで首絞めるのは辞めようよ!

そのためにも、責任もってコンテンツ作りしようよ!


という自戒を込めた叫びでした。

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  • インターネット検索エンジン。1998年に、当時スタンフォード大学博士課程の学生だったLarry Pageと、Sergey Brinによって創設。 リンクを基準にページを評価する(PageRank)ことで、自動巡回による全文検索型ながら高い精度を実現した。 英語圏では、「検索.. 続きを読む
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(追記)同じような記事を書いてらっしゃる方がいたので、ご紹介。
役に立たないサイトが多い - せめて個人ブログらしく