ちょっと前に「初級ウェブ解析士」の資格を取得しました。
なので今日は、勉強方法、資格取得してよかったこと等をまとめてみます。
ウェブ解析士とは?資格取得のメリット
ウェブ解析士は実務で使えるウェブ解析の知識を身につけることができる資格で、初級ウェブ解析士・上級ウェブ解析士・ウェブ解析士マスターの3段階に分かれています。
ウェブ解析士協会のホームページによると、ウェブ解析士の資格を取得するメリットは5つあります。
知識
座学だけでなく演習型の講座により、実践的かつ体系的な知識を身につけることができます。
また、アップデート講座などもあるので資格取得後も最新の情報を身につける環境ができます。
資格
いくつかの企業では推奨資格になっており(噂では電▲のウェブ担当者の推奨資格になっているとか・・・?!)、就職や実務で有利になることが多いようです。
実務能力
認定資格取得後には、ウェブ解析ツールを使ってレポートを作成し提出することが必要です。
そのため知識だけでなく、ウェブ解析ツールを使う実践的な力が身につきます。
人脈
講座では様々な職種の人たちと演習中心の課題に取り組むため、普段の業務では出会わない人々と一緒にワークをすることができます。
また、講座や資格取得後の勉強会を通じて、様々な人と触れ合う機会を作ることもできます。
活躍の場
ウェブ解析士マスターを取得すると、初級・上級の講師になることができます。
また、ウェブ解析士協会ではウェブ解析士の求人求職も募集しているそうで、就業の機会もあります。
初級ウェブ解析士に合格した時の勉強方法
勉強前
ウェブ解析はやったことがない。GoogleAnalyticsも数回しかログインしたことがない。
今までエンジニアとして働いていたため、実装に関するスキルはある程度ありましたが、例えば集客などについても「りすてぃんぐ広告って、あれでしょ、キーワードに入札するやつ!」程度の知識しかありませんでした(´・ω・`)
勉強期間
まるまる3日間(1日4~6時間)
(公式サイトだと直前の申し込みはできなかったのですが、こちらのサイトから直前の試験の申し込みができました★)
使用したもの
公式テキストのみ。公式テキストは、団体のサイトではなくAmazonで発注したらすぐ届きました。毎年テキストが刷新されているようなので、版に注意してください!
WEBの動向は毎年変わるから・・・ということですが、初級の内容であれば、前年のテキストでも大丈夫だと思います。年によって出題範囲や出題傾向が大きく変わるということもないはずです。ただ、講座などに行かれる方は、最新版でないと講師の方に注意されるかもしれません。
WACA初級ウェブ解析士 認定試験公式テキスト2016年版(第7版)
講座を受講するかかなり迷いましたが、テキストがかなり詳しかったためテキストの読み込みだけでも大丈夫なのでは?と思い、受講しませんでした。
試験に持って行ったもの
なし!!!
本当は電卓が持ち込めたのですが、持っていくのを忘れてしまいました・・・(´・ω・`)
計算必要な問題がいくつかあったので、電卓は忘れずに持って行ったほうがいいです。。
初級ウェブ解析士の過去問は
受験前に調べたのが、過去問の存在。残念ながら、過去問は非公開のため出回らないようです。
個人的には、WEBマーケかじったことがある方であれば、過去問や問題集での対策は不要だと思います。でも、不安だからやっておきたいという場合は、下記の公式の問題集が出ているようなので、解いてみると良いと思います。
公式テキスト2016年版(第7版)対応 初級ウェブ解析士認定試験問題集
合格して思ったこと
公式テキストの勉強は、(特に統計方法などの)実務では勉強しないような知識をつけることができました。
用語を知っているかどうかで、同業の方との会話が円滑に進むこともあるだろうし、テキストひととおりやってよかったなーと思います♪
しかし、それよりも「合格後の認定レポート」がかなり参考になりました!
GAのアカウントを渡されて、トラフィックなどの数値を記入し、それについて考察する・・・という課題なのですが、いざ自分が書くとなると「え、これでいいのかな?」と迷いまくりでした。
結果、いろいろなサイトをみてやり方を確認し、「こういう数値はこう読む」「さらにセグメントを分けて考えてみる」などの解析方法を身につけることができました。
最初テキスト読んでいたときは「これ、実務ちょっとやった人だったら受ける意味ないのでは?」と思ったのですが、認定レポートをやるだけでもちょっと自信ついたなーと思います★
この調子で上級にもチャレンジしてみたいのですが、もうちょっと受験料やすくならないかな・・・(8万円)