昔の自分を殴りたい。そんな気分で書きました。
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こちらの記事で、
「わーOpenshift上で選択するだけでWordPressのアプリが作れちゃう!! 」
と言っていたのですが・・・。
このやり方だとソースコードのカスタマイズが一切できず、今回目指すものと違うなあということで、もう一度アプリケーションを作り直すことにしました。
(ちなみに、git cloneした後に編集したいファイル群が見当たらず、気付きました。)
そもそもな作業から間違っていたので、書き残しておきます。
- OpenshiftでPHPを使ったアプリケーションをつくる
- MySQLを作ったアプリケーションに設定する
- WordPressとphpMyAdminをダウンロードして設置しデプロイする
- WordPressの初期設定をしてWordPressの管理画面にログインする
*OpenShiftのアカウント作成が終わりログインしている前提です。
OpenShiftのアカウント作成がまだの方は、下記記事を参考にアカウントを作成してください。
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OpenshiftでPHPを使ったアプリケーションをつくる
アプリケーション一覧から「Add Application」をクリックして、追加するアプリケーションの種類を選択する。
PHP5.4を選択。
WordPressではありません!!
ここでWordPressを選択して作成すると、ソースコードの編集ができません。
URLなどの設定を行います。
とりあえずURL以外はデフォルトのままにしました。
MySQLを作ったアプリケーションに設定する
アプリケーションが作成されたら、そのアプリケーションの画面から「Add MySQL5.5」をクリックして、アプリケーションにMySQLを追加します。
特に設定する項目もないので「Add Cartridge」をクリックしてMySQLを紐付けます!
ユーザー名、Database名、パスワードは完了後に表示されています。
WordPressとphpMyAdminをダウンロードして設置しデプロイする
下記のサイトから、phpMyAdminと、WordPressをダウンロードします。
phpMyAdmin
*phpMyAdminはバージョンによって必要なPHPのバージョンが異なります。
この記事を書いた時点では、1でPHP5.4を選択してApplicationを作成しているため、当時の最新バージョンであるphpMyAdmin 4.5.4は使えませんでした。
自分のローカル環境にApplicationのソースコードをgit cloneします。
OpenShiftの下記の部分にある「ssh:~~~」という部分をすべてコピーします。
自分のローカル環境にて、ソースコードを置きたいところに、下記のコマンドを使ってソースコードをgit cloneします。
git clone ssh:~~
*ssh:~~の部分は、コピーしてきたものに置き換えてください。
完了すると、Application名のディレクトリができているので(ここではsampleとします)、
sample/php/という構造になるように、そのディレクトリの下にphpというディレクトリを作ります。
phpディレクトリの直下に、展開した WordPressのソースコードをすべて設置します。
phpディレクトリの直下に、sample/php/myadmin/となるようにmyadmin ディレクトリを作ります。
myadminディレクトリの直下に、展開したphpMyAdminのソースコードをすべて設置します。
sample/php/wp-config-sample.php を wp-config.php にリネームし、テキストエディタで開いて、define(‘DB_NAME’… と書いてあるところあたりを以下のように変更します。
// ** MySQL settings - You can get this info from your web host ** // /** The name of the database for WordPress */ define('DB_NAME', getenv('OPENSHIFT_APP_NAME')); /** MySQL database username */ define('DB_USER', getenv('OPENSHIFT_MYSQL_DB_USERNAME')); /** MySQL database password */ define('DB_PASSWORD', getenv('OPENSHIFT_MYSQL_DB_PASSWORD')); /** MySQL hostname */ define('DB_HOST', getenv('OPENSHIFT_MYSQL_DB_HOST') . ':' . getenv('OPENSHIFT_MYSQL_DB_PORT')); /** Database Charset to use in creating database tables. */ define('DB_CHARSET', 'utf8'); /** The Database Collate type. Don't change this if in doubt. */ define('DB_COLLATE', '');
sample/php/myadmin 直下にある config.sample.inc.php を config.inc.php にリネームし、
テキストエディタで開いて、$cfg[’Servers’][$i][‘host’]… と書いてあるところあたりを以下のように変更します。
$cfg['Servers'][$i]['host'] = getenv('OPENSHIFT_MYSQL_DB_HOST'); $cfg['Servers'][$i]['port'] = getenv('OPENSHIFT_MYSQL_DB_PORT');
sample/の場所に移動して、下記のgitコマンドを用いて、ソースコードをOpenShiftにデプロイします。
git add -A git commit -a -m "add phpmyadmin and wordpress" git push
WordPressの初期設定をしてWordPressの管理画面にログインする
OpenShiftのApplication画面に表示されている、ApplicationのURLをクリックして画面を表示します。
WordPressの初期設定の画面になるので、ユーザー名などを設定します!
*パスワードを忘れた場合、ログイン画面やDB上から変更可能です。
完成!