- マーケティング担当になったけど、一体何を勉強すれば?
- マーケティング未経験の新人が入ってきたけど、どうしよう!
そんな新人マーケターとその上司の方にオススメしたい本を10冊をメモしておきます。
- 初心者の1冊目にぴったり「あのブランドばかり、なぜ選んでしまうのか」
- 初心者にオススメ、マーケティングを隅から隅まで解説「MBAマーケティング」
- 世界的に有名な企業を例に、実践と理論の両方が学べる「マーケティングゲーム」
- 戦略に基づいたマーケティングを学べる「独自性の発見」
- マーケティングといえばこの人「コトラーの戦略的マーケティング」
- 古い事例・新しい事例両方参考になる「実戦ボトムアップ・マーケティング戦略」
- PRについても学べる「ブランドは広告でつくれない」
- 仕事が嫌になってきたときに読みたい「そんなマーケティングなら、やめてしまえ!」
- 実務に即使えるチートシート(?)「売れるもマーケ当たるもマーケ」
- とにかく新しめの日本の事例を知りたいなら「最新戦略PR入門編」
- まとめ
初心者の1冊目にぴったり「あのブランドばかり、なぜ選んでしまうのか」

あのブランドばかり、なぜ選んでしまうのか――購買心理のエッセンス
- 作者: アンドレアス・ブーフフォルツ,ボルフラム・ホルデマン,松野隆一,井上浩嗣
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2002/09/27
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 5回
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あのブランドばかり、なぜ選んでしまうのか――購買心理のエッセンス
タイトルからして、真面目くさっていなくて手に取りやすい1冊。
マーケティング初心者でも、自分がとっていた今までの行動が、実はマーケティングでうまーく誘導されていたことがわかって面白い。
マーケティングに興味をもってほしい新人などに読んでもらうのがオススメ。
初心者にオススメ、マーケティングを隅から隅まで解説「MBAマーケティング」
マーケティングを始めたての初心者さんだけでなく、3年め、5年めの方も復習がてら勉強できる本だと思います。
世界的に有名な企業を例に、実践と理論の両方が学べる「マーケティングゲーム」

マーケティングゲーム―世界的優良企業に学ぶ勝つための原則 (Best solution)
- 作者: エリックシュルツ,Eric Schulz,足立光,土合朋宏
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2002/04
- メディア: 単行本
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コカ・コーラなど、マーケティングにおいて超有名な企業をモデルとして扱っている。
事例だけでなくて、どうしてそういう戦略になるのかなど、
基礎となる考え方も詳しく解説しているので、
まだ実務に入っていないレベルでも楽しんで読むことができる。
戦略に基づいたマーケティングを学べる「独自性の発見」

- 作者: ジャック・トラウト,Jack Trout,スティーブ・リヴキン,Steve Rivkin,吉田利子
- 出版社/メーカー: 海と月社
- 発売日: 2011/04/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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マーケティング=企画=クリエイティブなセンスがいる仕事!と誤解しがちだった頃に読んで、戦略に重要性を学ぶことができた1冊。
企業事例もたくさん載っているので、実際に考え方をトレースすることができて勉強になる。
マーケティングといえばこの人「コトラーの戦略的マーケティング」

コトラーの戦略的マーケティング―いかに市場を創造し、攻略し、支配するか
- 作者: フィリップコトラー,Philip Kotler,木村達也
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2000/02/01
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 31回
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コトラーの戦略的マーケティング―いかに市場を創造し、攻略し、支配するか
先に紹介した本を読んだら、少しアカデミックな本にも挑戦してみるべきだと思う。
この人抜きにマーケティングは語れないと言われるほど有名な、フィリップ・コトラー教授。
ハウツー本とは全然違って、「大学でマーケティングを勉強するとこういうことを学ぶんだろうなあ」という印象。
内容は重ためだが読みづらくはないし、全体的に説得力があるので腹落ちする。
古い事例・新しい事例両方参考になる「実戦ボトムアップ・マーケティング戦略」

- 作者: ジャック・トラウト,アル・ライズ,丸山謙治
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2011/11/23
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 11回
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「独自性の発見」の著者であるトラウト氏の本。
少し重複する部分もあるが、この本ではとにかく色々な事例が解説されていて、引き出しを増やすのに役立つ。
ネットや雑誌で収集できる最近の事例だけではなく、古い事例・海外事例も詳細にのっているので、基礎的な考え方や、施策の進め方を勉強することができる。
PRについても学べる「ブランドは広告でつくれない」

- 作者: アル・ライズ,ローラ・ライズ,共同PR株式会社
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2003/02/13
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 10回
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少しマーケティングの勉強を進めていくと、広告広告!となりがちだが、その状態で読むと新しい視点を仕入れることができて面白い。
特に、広告に触れることが多い(&それを疎ましいと思っている)今読むと、共感できることが多く、さくさく読み進められる。
仕事が嫌になってきたときに読みたい「そんなマーケティングなら、やめてしまえ!」

そんなマーケティングなら、やめてしまえ!―マーケターが忘れたいちばん大切なこと
- 作者: セルジオジーマン,Sergio Zyman,中野雅司
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2000/02
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 3回
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そんなマーケティングなら、やめてしまえ!―マーケターが忘れたいちばん大切なこと
勢いがあって小説のように面白い1冊。
コカ・コーラでマーケティングを担当していた著者が、経験にもとづいて書いているので、理論本よりも楽しんで読むことができる。
実務に追われて嫌になってきた頃に読むと、ゴールを再確認できて気が引き締まる。
実務に即使えるチートシート(?)「売れるもマーケ当たるもマーケ」

- 作者: アルライズ,ジャックトラウト,Al Ries,Jack Trout,新井喜美夫
- 出版社/メーカー: 東急エージェンシー出版部
- 発売日: 1994/01/01
- メディア: 単行本
- 購入: 17人 クリック: 250回
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実務にそのまま使える、引き出しが増える1冊。
実践的なスキルにフォーカスしているので、一番最初の1冊にはおすすめしないが、一通り基礎を読んだあとに読むと、テストの材料を効率よく仕入れることができる。
売れるもの、売れないものを要素に分解して解説しているので、チートシート的に使える本。
とにかく新しめの日本の事例を知りたいなら「最新戦略PR入門編」
「戦略PR 世の中を動かす新しい6つの法則」がよくマーケターおすすめの本として挙がっているけど、それより新しく、日本の事例が多いのでオススメ。
これって日本でも通用するのかな、などの疑問がかなり解消される。
事例の数も多く、引き出しを増やすことができる。
まとめ
いかがでしたか?
「オススメの本教えてください!」と言われると、なかなか出てこないですよね。
他にもオススメの本があれば、是非教えてください!